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彼は今どこの鯖でどんな事をしているのか?あるいは引退したのか?
それは誰にも知る由のないことであり、その答え合わせの時は終ぞ訪れなかった
人は失って初めて気づく、とは本件においても同じことが言えたかもしれない
そしてそれは、決して「彼」のことではないが、少なくともそれを証明してくれたのも彼であったし、彼の「作戦」にのった以上は皆彼を責めることができなかった
実際、多くの虐げられている”と思っていた”無課金達の多くが「一強の廃さえいなければ、もっと王都は…強すぎておもんない!」と口を揃えていた、「1同盟で勝てないなら皆で協力してみませんか?!たまにはそう言う勝ち方をしてみても1強にも刺激になったりして良いんじゃないでしょうか?!」という彼の提案が出るまでは
その程度の案は古今東西、幾星霜にも渡りこのような王都を経験済みの者であれば誰しも一度は思いついたことがある程度にありきたりな案ではあった
だが成功させるにはある程度の信頼や息の合った大勢との連携の必要性などハードルが高かったり懸念されるリスクもあったりとで実行に踏み切る者は少なかったし、踏み切ったとて必ずしも明るい未来が訪れるとも限らないことも板では証明済みだろう
しかし、神さえもが彼らに味方したかのようなマップ配置から始まった最後の王都は、1強が2城とも隅に追いやられた形となった
「1強以外の全同盟参加同盟が手を組み1強の蹂躙を悉く封じ込め、中央付近に裾野を伸ばされた時には主要な中堅5同盟で叩いてまた隅に追いやる」というシンプルな作戦だったが、マップの配置と言う最大の不確定かつ不安要素を完全否定したかのような素晴らしい初期配置、更にみなぎる士気に満ちた多くの同盟、少なくとも1強の約半年ぶりの首位転落…下手したら最下位割り込みは、残酷なまでに誰の目にも明らかだった
王都自体の結果は、言うまでもないものだった
間違いなく多くの者が興奮と喜びに満ちていた
しかし、1強の中でもとりわけ異次元の課金をしていたと思われるトップ3や主要な微課金連中が同時に複数辞めていった
更に、ここまでのな革命的な変化を先導したことの発端たる彼もなぜか去った
その後、一気に崩れたパワーバランス
ある人はやめた廃達を「ザマァみろ!!」と罵り、ある人は「なんかつまらなくなったね」と言う
果たしてどちらの意見の方が多かったかは、その後、その鯖の活気があっという間に転落した事を考えれば火を見るよりも明らかだ
これは、経験談として書き記す
課金者合ったのエバーテイル
「とある130台鯖での栄枯盛衰」
約半年もの間、王都で1位だった一強には多くの廃と、彼らに寄生することを目的とした微が集っており、闘技場トップ10も長らくその同盟に独占されていた
稀に49人に数を落とすことこそあれ、その期間が2日以上続く光景を見た者はいなかった
人数でこそ3、4つ肉薄する中堅から大所帯までの同盟も見られたが実力で追随できる同盟は一つもなかった
例え、そのような2番手,3番手の同盟から同時布告を受けようとも完全防衛どころか全て返り討ちにしていた
それくらいパワーバランスが傾いていた
ワルチャにおいては一見、新鯖ならではの?活気自体はそこそこあったようにも見えたが、各同盟の盟主級が一強に布告されないようにのそれぞれご機嫌取りに徹しているだけであり、それに一石を投じてやろうとか、ツッコミを入れる者さえいなかった
圧倒的なまでの士気、統率、力の差を見せつけられ本気で事構えようとか自ら闘志を奮い立たせようとする者は皆無だったため
静かなこう着状態だけが約半年もの時を埋め尽くし、ある者は疲弊し、ある者はログイン勢と化していった
そんな時に彗星の如く現れた微課金がいた
彼こそが後にこの鯖に大きな革命を齎し1強時代を終わらせ大勢の1強以外のユーザーに希望を与え、そして最後に終焉を齎した英雄であり戦犯だった
所有キャラがSR1体にも関わらず鯖で3位を堅持する45人同盟に自動加盟機能で入ってきた彼は右も左も分からないなりに純粋にエバテを楽しんでいた
一方で45人同盟といえど一強の蹂躙で根こそぎ希望を削がれた生きる屍のような連中が集まったクソ田舎の酒場みたいなオワコンの雰囲気は流石の彼にも感じ取れていたようだ
まだ王天の意味すら理解していなかった彼にとって、毎朝の形式的な早押しや毎晩9時になると決まって副盟主だけが挨拶したりよく分からん指示をいくつか出す一連の様子は、「一体彼らは毎朝毎晩何と戦っているのか…?」という入門レベルの疑問を日々抱え込ませた
だが基本的には無言のメンバーがほとんどで、副盟主だけはなんとか楽しんでやってはいたようだが、殆どの副盟主の独り言で毎晩毎晩埋め尽くされて終わると言う謎に満ちた状況にとうとう耐え切れず恥を忍んで重たい口を開くことにした
確か彼の加盟から1ヶ月ほどが経過した時だったが、勿論、そんなレベルなので一度も事前配置などしたこともなかった彼だが、無言でも事前配置だけは欠かさないメンバーも何人かいたため副盟主は決まってその人たちには毎日お礼を言っており、それを見ていた彼も薄々、なんとなくは気づいていたようだ「もしかして自分って…本来やるべきことをしていなかったのではないか…?」
その漠然とした、しかし確信のないどこかふわふわした罪悪感が徐々にから自身の居心地すらも悪くしていったためか、いよいよ副盟主に思い切って聞いてみることにしたようだ
それからいろいろあって約4ヶ月後、彼はそこの、45人の盟主となっており全メンバーの士気はとてつもなく高くなっていた
それだけに留まらず、他4つの40人級の中堅同盟もかつてないほどに闘志に燃えていた
その様相はまるで長きにわたり強者に虐げられてきた弱者や奴隷の集が解放あるいは自由を求めて武器を手に取って立ち上がり天をも穿たんとする叫び声で新時代を幕開けようと誓う開戦前夜さながらの様相だった
決してただの烏合の衆というわけではなく、類稀な軍師としてのサイに溢れた知将たる彼がここまで築き上げた王天での幾度もの戦功、鮮やかかつ知的な立ち回り、更には環境やキャラに対する深い理解に基づく編成の知識の普及が齎した闘技場の番狂せ、様々な同盟の名が上位で入り乱れるようになったことなど、そうした多くの変化が各盟主に勇気を与え、彼の同盟に連なりたい!そう心から思わせた
更に1強支配を変えたいと願う中堅以下の小規模同盟たちもその多くが賛同した
そしてその週こそ、間違いなく鯖で最も賑わった2週間でもあり、最も賑わった最後の2週間でもあった…
修正入るかな?